今月のコラムでは、2018年の9月は特にテニスの、大阪なおみさんの大躍進、そして角界では、貴乃花親方の引退とどちらも運勢の転換となったお話です。
まずは大阪なおみさんですが、 テニスの全米オープンで、日本人として初めて4大大会に優勝されました。大坂なおみさんは1997年10月16日 20歳 干支:丁丑 本 命 星:三碧木星 、月 命 星:六白金星、日 命 星:三碧木星でした。今年の年盤で三碧木星は鬼門に座しておりました。
鬼門とは、悪いイメージが定着しておりますが、そればかりではありません。
転換、変化再生を指しているのです。
大阪なおみさんの場合は良い方へ転換することができたわけです。
また貴乃花親方は1972年8月12日 46歳 干支:壬子 本 命 星:一白水星、月 命 星: 二黒土星、日 命 星:一白水星です。親方は9月の月盤では一白水星は鬼門に座しており、こちらは相撲界を引退されてしまったというわけです。
安倍首相は、1954年9月21日 64歳 干支:甲午 本 命 星:一白水星、月 命 星:一白水星、日 命 星:五黄土星です。安倍首相も一白水星ですが、9月の総裁選で鬼門の再生力で続投となっています。
このように人生の転換には中宮、鬼門、裏鬼門と密接な関係があるようです。
東洋思想には、「人は地から生まれて地へ戻る」とまた、聖書にも、土から生まれた肉体はやがて土に還ってゆくと書かれております。
人間にとって鬼門・裏鬼門は生死を司る場所なのです。そして鬼門とは「地」であり、「大地の力」を指しております。
人間は必ず生まれた時の場所は中宮(生まれた星)に座しております。そして死ぬ時もまた、年盤もしくは、月盤で中宮、鬼門、裏鬼門のいづれかの宮に関わる事がが多いのです。
「中宮・鬼門・裏鬼門」とは、運勢が良くなってくるか、悪くなってくるか、一つの変化を生んでくる時と言えるので、悪いばかりではないのです。繰り返します。チャンスなのです。このチャンスを活かすよう努力をして、自分の星が中宮・鬼門・裏鬼門に回る時は怖がったり、がっかりしたりせず、良い運勢に変えるターニングポイントとして準備をしましよう。
芝山仁王尊のご住職様は八白土星生まれで、亡くなった8月もまた、中宮に八白土星が座しておりました。ここでもやはり深く星との関わりがあったといえるでしょう。
方聖閣のニュースでもお知らせしましたが、8月に芝山仁王尊のご住職がご逝去されました。方聖閣の大先生の時代から50年以上のお付き合いをさせていただき、お世話になっておりました、心よりお悔やみ申し上げます。
【プチコラム】鬼門の由来
古代中国では東北方面から匈奴・モンゴル人などが攻めてきていたので、東北を忌む考えが伝わったとも言われています。
そのことから万里の長城を作ったとも言われています。
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