今回のコラムでは、方違い(かたたがい)[吉方位に期間を3か月~にわたり、衣食住を移して行うこと]、吉方位についてのレポートです。
今回は富塚先生の鑑定のもと、吉方位の「東北」を3月から始めたMさん(六白金星)にご協力をいただきました。
まずは、「東北」についてですが、特に「自分を変えたい」、「悪い状況を打開したい人」にとってはこの方位を活用すると良いのですが、なにぶんにもこの「東北」という方位は、鬼門といわれるだけに、強烈で効果絶大ではありますが、その分、苦難を伴います。
要するに、心して臨まないとなかなか大変です。その大変な分そのあとの開運では大きな効果があるとも言えます。
そういうことでMさんは3月から6月までの3か月を現在の住居から「東北 丑」の方位へ短期賃貸で住居を移しスタートしました。
この「東北」の方位取りをされているMさんですが、5月現在ですが、本当に「物事が終わる」というのを実感されて、現在いろいろなアクシデントに見舞われて苦労されているそうです。
この東北の方位取りについてもう少し解説しますと、「物事が終わる」ということは、「新たに始まる」いわゆる「リセット=浄化」なのです。今の状況がどんなに調子の良い人でも、体調や、仕事、人間関係においてどれかが一旦止まります。「リセット=浄化」するということは、通常ですと、キレイにするという意味で使われますが、この場合は今までのものを「一旦全部出す」、いわば「垢出し」を指します
「垢出し」はこびりついたものを剥がし落とします。この「垢出し」の時には、良いものも一緒に剥がれてなくなることもあります。
その後、新しい状態になります。
でも安心してください!良いものは元に戻ります。悪いもはきれいさっぱり浄化されてなくなるのです。そうすることで、次に新たなものが構築できるわけです。
Mさんは「東北」を使って体調を崩しましたが、それは体内の毒素を排出している為であり、西南の自宅に大吉方位で、帰ってきてからが楽しみです。
このように、吉方位、パワースポットなどみんなが良いと言われた方角に行っても、必ずしも「すぐに効果がある」「良くなる」とは限らないのです。
良い薬も、使い方を誤ったり、副作用に注意しないと良くならないのと同じです。理解することが必要です。
最後に今月は全体的に運気が低迷気味で、珍しく大吉の星はありませんし、吉も少なめです。
繰り返しになりますが、祐気取りは吉方位であっても表面的なところでの「良いこと」を期待するのではなく、その方位による、象意を感じ取ることが大事なのです。あまりに良くないことが続くときなどは、気分転換も含めて、方違い(かたたがい)をして環境を変えるなどしてみてはいかがでしょうか。
方位(祐気取り)は人生のサプリメントです。苦難への予防と自己治癒力を高めるものなのです。
吉 凶 | 星 |
相性星吉
(今月の助け会う星)
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中吉 | 一白 | 三碧・四緑 |
吉 | 二黒 | 三碧・五黄・八白 |
吉 | 三碧 | 一白・六白・九紫 |
小吉 | 四緑 | 一白・七赤・九紫 |
中吉 | 五黄 | 二黒・七赤・八白 |
小吉 | 六白 | 三碧・七赤・九紫 |
警戒 | 七赤 | 四緑・五黄・六白・八白 |
小吉 | 八白 | 二黒・五黄・七赤 |
大警戒 | 九紫 | 三碧・四緑・六白 |