今年の平成28年の新春講演会もおかげさまで沢山のご来場いただきましてありがとうございました。
今回のブログでは、この平成28年度の新春講演会の振り返りにしたいと思います。
前日まで小雪混じりの雨が降る中、講演会の1月24日の準備をしておりましたが、当日は快晴で風もなく、絶好の講演会日和となりました。
午前中は平成28年の社会動向を中心としたお話を、昼食をはさんで、午後は平成28年の九星のそれぞれの運勢についてそれぞれお話をしました。
暦の盤は何故北が下で南が上となっているか、少し不審に思えるでしょうが、それは地球を中心とした太陽との関係をみているためです。
太陽は朝、東の地平線に現れて、お昼には頭上真上に輝き、夕方西の地平線に沈み、地の下を通ってまた、翌日東の地平線に現れます。
この事を基準にして、頭上の上を南として、足元の下を北としています。
そのため、北極を北として作成している地図とは南と北が逆になっているのです。
また、自分の星の対局にある星が今年は関係性に注意をしたほうがよいようです。
また、助け合う星は下記のとおりです。
これを参考にまわりの方との関係を考えていくといいでしょう。
十干と十二支の組み合わせをしていくと、60組でき、それが還暦といいます。
運命学でいくところの「天・地・人」の3つのグループごとにこの還暦である60年がそれぞれあり、これが3つで180年となります。この180年ごとが大きな意味での時代の考え方になります。
そこでまずは災害についての過去を調べてみました。
180年前では奥州の方で大きな飢きんがあり、10万人規模の方が亡くなったとい
う記述はありました・・が、それ以前の過去を辿ってみても大きな自然災害もないことから、今年は(東京周辺の)地震や噴火などの災害になる可能性は低そうです。
また、その他ではどうかと見てみますと、江戸時代は徳川幕府初期にあたり、大いに町人文化が栄えたりという記録が残っております。二黒土星の象意である、「大衆・庶民」が大いに躍動し脚光を浴びた時代でした。
丙申については、まず十二支とは、1日24時間と共に1年12カ月の時間の変化、季節の変化を表しています。
「申」さるは季節でいうと秋(8月)に当たります。
時間は夕暮れ少し前となりそのため申というのは「収穫に向かっていく前の段階」になります。
丙の申というのは、納音(なっちん)の表現では「山下火」(さんかのひ)と表現されています。
丙は火、申は金 火は金を溶かす(経済・財を生む)を指し、ここでも文化・経済の動きがよくでてくる年のようです。
また二黒土星は先にも述べました「大衆の星、庶民の星そして、歴史と古い」という象意を持っており、歴史を振り返って新しい物を生みだす(温故知新)、また大地の星であり、農地、産業の星でもあります。このことからもわかるとおり、今年はまさに一般庶民の年になると言えます。さらに二黒土星では、婦人や主婦が活躍や脚光を浴びたりするといったこともありそうです。
吉 凶 | 星 |
相性星吉
(今月の助け会う星)
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大吉 | 一白 | 一白・七赤・九紫 |
吉 | 二黒 | 二黒・八白 |
中吉 | 三碧 | 三碧・七赤・九紫 |
小吉 | 四緑 | 一白・四緑・六白 |
警戒 | 五黄 | 三碧・五黄・六白 |
吉 | 六白 |
三碧・四緑・五黄・六白 |
注意 | 七赤 | 三碧・四緑・七赤 |
大警戒 | 八白 | 二黒・八白 |
吉 | 九紫 | 一白・六白・九紫 |