令和2年 日本の動向は？

2019年は平成から令和の幕開けとなり新天皇陛下が即位されました。
又、消費税が8%から10%となったり、大型台風、暴風や浸水被害が深刻でした。
来年は2回目となる「東京オリンピック」が開催されます。2020年(令和2年)に向けて日本の動向について早速占ってみました。

本卦　山風蠱(さんぷうこ)は山に風が堰き止められて吹き抜けることが出来ずに屯(たむろ)して虫が涌き腐敗を招く意味の卦です。又「蠱(こ)」の字はお皿の上に三匹の虫が涌いてお互いについばみ合い、腐敗をもたらし、周囲を巻き添えにして蠱毒(こどく)を垂れ流す様を見ています。
それは蠱の腐敗と混乱が社会に蔓延している日本の現状を言っているものと思われます。
之卦(しか)の澤天夬(たくてんかい)は陰の邪佞(じゃねい)なる者を陽の正しさを以って決し去る卦です。

山風蠱(さんぷうこ)から澤天夬(たくてんかい)に之く動きを読み解くと蠱の外卦艮(ゴン)の蓋が取られて兌(ダ)の外に喜び進む様と、内卦巽(ソン)の腐敗の風が乾(ケン)となって足元にしっかりとした正しい意見や思想が生まれて、蠱の状態を決し去ろうとする潮流が現れることと思われます。それは一朝一夕に出来るものではありませんが、東京オリンピック、パラリンピックを堺に間違いなく新たな動きが出てくるものと思われます。

2020年1月26日の日曜には、「天　地　人　気学と易で見る令和2年の動向」と第して方聖閣主催の新春講演会を行います。この中で、ここでお話しました内容のわかりやすく解説をし、さらに令和2年の各星の運勢についても講演をいたします。